今年もあっという間に過ぎ去り、たまった疲れをどうにか解消したいとリサーチしていたところ、とてもよさそうな場所を発見。
1年の疲れを癒すために日帰り温泉+食事が楽しめる「湯河原惣湯 Books and retreat」へ足を運んでみることに。
想像以上にとても豊かで満たされた時間が過ごせました。
湯河原惣湯 Books and Retreatとは?
予約制で日帰り温泉とからだにやさしい食事がいただける場所。また、ライブラリーも併設されているので、心にも栄養を取り入れられます。日常の喧騒から離れて心と体を芯からいたわり休息できる場所です。食事つきと食事ありが選べますが、わたしはぜひ食事ありをおすすめしたいです!食事だけでも近くにあれば定期的にいただきたい、疲れた体に染みわたる味でした…
自然の木々と緑の中にたたずむ温泉地へ
まずは電車で湯河原駅を目指し、そこからバスで目的地へ向かいます。
バスは大体午前中だと1時間に4本ほど走っているようです。
予約の時間にあわせて向かいます。
奥湯河原、不動滝方面のバスは2番のりばから出ています。
この日は土曜日でしたがとくに混雑なども見られず、10分ほどで湯河原駅から惣湯最寄りの「落合橋」まで到着しました。
※注意※
温泉に入れる惣湯テラスはここからさらに川にそって歩いていき7~8分の場所にあるので、そちらも考慮の上、時間を見積もることをおすすめします。
川にそって歩いていくと、このような看板と建物が見えます。
木々に囲まれたシンプルで洗練された建物です。
中に入って受付を済ませます。
館内では館内着を渡されてそちらに着替えて過ごします。スタッフさんも含めて黒のとてもシンプルな上下をみなさん着用します。これが意外とまわりを見渡したときに目がちらつかずに休まってよかったです。このとき普段からたくさんの情報を目から取り入れていることをあらためて実感しました。
食事ありプラン(ランチ)の場合は滞在5時間で11:30から13:30の間の好きな時間にダイニングへ向かうと食事を準備していただけます。11:00に予約し入館しましたが、早めの方がダイニングが混みあわないとアドバイスをいただいたので、11:30にダイニングへ。
いよいよ楽しみにしていた食事をいただくことに!
お出汁がしっかりときいた体がほっとするお食事
ダイニングに着席するとスタッフの方がドリンクをおうかがいにいらしてくださいます。
今回は心身のリフレッシュが目的。おいしいエビスの瓶ビールをいただきました。
余談ですが、瓶ビール特有の旨みってありませんか?
より熟成されているというか…ビール全般すきですが、瓶ビール結構すきなんです。
アルコールは他にもワインなど選べました。もちろんソフトドリンクも選べます。
ドリンクと一緒にいただくお品書きで本日のお食事をご紹介いただきます。
ちょっと見えにくいですが…メインはもちろん、副菜やご飯もの、甘味を含めて全部で7種から構成されています。
メニューは月替わりのようで、基本的な構成は変わりませんが毎月お椀の中身が変わるため、毎月来たくなりますね~。少し待つと美しいお椀やお皿に盛られたお食事が運ばれてきます。
あぁー…今思い出しても本当にひとつひとつがとても美味でした。
とくに右上の真鯛のみぞれ餡と真ん中の里芋の白味噌椀は本当にお出汁がよくきいて秀逸。
いつまでも食べていたくなるくらいおいしいお食事で体がおおいに満たされました。
全ていただいたあとは甘味を出してくださいます。
アイス最中です。
少し入っている餡子の甘さとバニラアイスが絶妙にマッチしていてものすごく好みでした。お腹いっぱいでしたが、まさに別腹でペロリといただいてしまいました…。
かけ流しのここちよい半露天の温泉へ
食事も終わりいよいよ温泉に!
大浴場が男湯と女湯でひとつずつ。
「奥の湯」は貸し切り温泉で、時間ごとに予約をして入ります。1回の入浴が20分なのであまりゆっくりは入れませんが、そもそもシャンプーやコンディショナーは最初に着替えるロッカールームに併設されているシャワールームにしか備え付けがなく、大浴場と貸し切り温泉では使用が禁止されているのでご注意ください。(おそらく排水を流さないようにする工夫かな~と思います)
奥のラウンジは小休憩スペースのような場所で、奥の湯を利用された方がメインで休まれる場所のようです。
階段でトコトコと降りた場所にそれぞれ男湯と女湯があります。
す、すてきすぎる!!
天井は写ってないのですが、陽の光が降り注ぐようなつくりになっています。また、温泉の奥にある緑も目で楽しめますし、浴槽は写真のようにちょっと区切られたようなデザインのため、何名かで入っていてもなんとなくひとりの空間が大事にできるようなありがたいつくりです。ちなみにサウナもついています。
こちらのお風呂は無色透明でとろみなどもとくにないですが、お湯の温度もちょうどよく、湯河原のパワフルな泉質でとても体が温まりました。まさにリフレッシュできます。このあとも休憩をはさみながら何度か温泉に入らせてもらいました。
心にも栄養を。コーヒーとライブラリーで小休憩
ダイニングに併設されているフリードリンクエリアでは館内で自由に飲めるドリンクが準備されています。
コーヒーのドリップバッグや紅茶のティーパックが用意されており、好きなものを好きなタイミングでいつでも飲めるようになっています。セルフで準備しますが、コーヒーも紅茶もこだわりのものを用意されていらっしゃるようですし、その手軽さがわたしはいいなと思いました。
また、ここで用意するドリンクは2階に併設されているライブラリーへ持って上がることも可能。コーヒーと本が楽しめるなんて最高すぎる…。
ライブラリーは常に人がいらっしゃったのであまり写真にとれませんでしたが、こちらも陽が入る素敵空間でした。
本って装丁を見ているだけでも楽しくて、気になる本は手に取って読んでみる。という時間が本当にとても贅沢すぎました。外の見える大きな窓のそばにソファがいくつも配置されていて、コーヒー片手にゆっくりできます。
リピート必至!自分へのご褒美に通いたい場所に
あっという間に5時間が経ち、すごくすごくリフレッシュできたし癒されました!
いらっしゃっているお客さまは20代前半から60代くらいの方まで幅広い大人の方々に支持されている様子でした。
緑の中のかけ流し温泉×おいしい食事×読書の時間
この3つの掛け合わせがこんなにも心身をリフレッシュさせてくれるとは思っていなく、これからも自分へのご褒美として定期的に通いたいと思える場所になりました。
おみやげにこちらの名物らしいミカンジュースも買って帰りました。
毎日をがんばるためには自分を甘やかすことも大切なことだと感じます。
少しづつ楽しみな予定を先々に組んでいくことで日々の仕事や家事や育児もちょっとだけがんばれる気がしませんか。
今日はリトリートとして日帰り温泉をご紹介しましたが、ご褒美にしたい楽しみはちょっと良いお菓子や読みたかった本を準備するなどちょっとしたことでも◎。
「今日もおつかれさま」と日々自分のがんばりを認めてあげる時間をとっていきたいものです。
湯河原惣湯
惣湯テラス | 湯河原惣湯 (yugawarasoyu.jp) ※サイト内にて予約ページにとべます